精子 減る 原因

精子が減る原因とは?その疑問を徹底解消!

不規則な生活やストレスなど、忙しい毎日を過ごす男性は、なかなか健康的な生活を送ることが難しいのではないでしょうか。しかし日頃の生活習慣が、精子の減少を引き起こすこともあるので注意が必要です。精液量が十分にあるから大丈夫と思っていても、精子の数も十分にあるとは限りません。

 

 

 

精子の減少は年齢も原因のひとつですが、他にも、タバコや食生活などとも密接に関わっています。男性不妊の原因にもなるので、早めの発見と早めの対策が大切です。

 

 

 

今回は、精子が減る原因と、精子を増やす生活習慣についてご紹介します。あなたは当てはまる項目はありませんか?ぜひチェックしてみてくださいね。

現代人は精子が減少傾向にあるって本当?

現在、日本では10組中1組のカップルが不妊症で、半数が男性、半数が女性に原因があると言われています。なかでも精子の減少は以前から問題になっており、日本だけでなく世界的に見られる傾向です。

 

 

 

50年前と比べて、精子の数が半分にまで減少したとの研究結果もあり、深刻な状況になっています。

環境ホルモン

精子が減る原因に、まず環境ホルモンが挙げられます。環境ホルモンとはダイオキシンPCB(ポリ塩化ビフェニル化合物)などの化学物質で、人間が生成するホルモンと非常に似ていると言われています。そのため、人体の成長や生殖機能などを撹乱させてしまい、鬱やアレルギー、知能低下などの様々な症状を引き起こします

 

 

 

特に精子はその影響を受けやすく、環境ホルモンが引き起こす抗テストステロン作用により、生殖機能の働きが弱まってしまいます。環境ホルモンは、食品添加物や、野菜の農薬、殺虫剤など、様々な製品に含まれていると考えられています。

生活習慣

精子の減少は「酸化ストレス」が鍵を握ります。酸化ストレスとは、体内の細胞を攻撃する活性酸素が大量に発生して、体がサビてしまうことを言います酸化ストレスが増加すると、老化が早まるだけでなく、動脈硬化や心筋梗塞など様々な病気を引き起こします。精子も、酸化ストレスの影響を受けると、DNAが傷つき受精率の低下を招きます。

 

 

 

また、精子幹細胞(精子を作り出す細胞)が活性酸素のダメージを受けると、精子の質や数・運動率の低下を引き起こします。

 

 

 

活性酸素は、喫煙や、酸化した食品の摂取、睡眠の質や精神的ストレスによっても発生するため、生活習慣の改善は酸化ストレスを減らす第一歩になります。

精子の数は変化するの?

精子は、環境の影響を受けやすく、季節やその日の体調によっても変化すると言われています。精子の数が変動する要因をいくつかご紹介しましょう。

季節

聖マリアンナ大学の岩本教授が行なった研究で、日本人男性の精子の数は、季節によって変動することが判明しました。研究によると、2月?7月に精液が濃くなる男性と、7月?12月に濃くなる男性の2タイプがあるとのことです。

 

 

 

2万年以上前にアジア大陸から日本大陸に渡ってきた「縄文系」は7月?12月に、3000年前に朝鮮半島経由で渡来してきた「弥生系」は2月?7月に濃くなるとの結果が出ています。

 

 

 

「縄文系」の男性の方が無精子症にかかる確率が高いため、精子の数は遺伝的要因もあると考えられています。さらに研究が進めば、男性不妊の治療にも役立つ可能性があると期待されています。

体調

男性不妊の検査で行われる精子検査で、1回目は数が少なくても、一週間後に行なった2回目で前回の10倍の数になっていたというケースもあります。このように精子の数は変動があるため、精子検査は合計3回行われます。

 

 

 

ストレスや睡眠不足で体調を崩していると、精子の数も減少します。特に体温とは密接に関わりがあり、発熱時は精子数も減少すると言われています。

 

 

 

1か月の間で変動する人も、1年の間で変動する人もいて、変動のスパンも人によって様々です。

加齢

男性は年齢が上がるにつれ、精子の数は減少し、奇形率が上がり、運動率は低下すると言われています。最近の研究によると、個人差はありますが、35歳を境に精子の数が毎年1.71%減少することがわかっています。

 

 

 

先ほどご紹介した「酸化ストレス」は老化した精子にも見られ、DNAの損傷など大きなダメージを与えます。不妊症や、生まれてくる子供の障害などとも関係している可能性が高く、「精子は毎日新しく作られているから大丈夫」と思い込むのは危険であると警鐘を鳴らす専門家もいます。

精子が減る原因は?

季節や年齢、体調による精子の数の変化は、残念ながら自分でコントロールすることができません。しかし、精子を減少させる生活を送っている男性が多いのも事実です。日頃の心がけで、精子数や精子の質を改善させることができます。

 

 

 

精子が減る原因となる生活習慣をご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

喫煙

タバコは血液中に有害物質を発生させ、体のあらゆる器官に栄養がきちんと運べなくなります。喫煙が、肺がん、心疾患など様々な病気リスクを高めることは知られていますが、精巣にも同様の影響を及ぼします。

 

 

 

精巣の機能が低下することにより、精子の運動率低下や奇形率の上昇、受精しづらい精子が増加するとも言われています。アメリカの大学の研究で、喫煙者の精子数は、非喫煙者の15?24%少ないことも分かっています

飲酒

南デンマーク大学の研究により、習慣的な飲酒が精子の濃度や正常率の低下を招くことがわかっています。エタノール換算で週300グラム(ビール中瓶15本程度)以上の飲酒になると、精子の濃度低下が顕著に見られたそうです。

 

 

 

週に1?5杯のビールを飲む男性より、週に40杯以上飲む男性は、精子の濃度が33%低下していたとのことで、過剰な飲酒は生殖ホルモンに大きな影響を与えることがわかります。イギリスでは、不妊に悩むカップルのうちの半数が、男性側の飲酒に原因があったとの研究結果もあります。

ストレス

ストレスは体のあらゆる器官に悪影響を及ぼしますが、精子の数とも深く関係しています。

 

 

 

ストレスは男性ホルモンであるテストステロンの分泌量低下を招くため、精子の数の減少や、運動率の低下などを引き起こすと言われています。また、精力減退やEDなどの原因にもなるため、不妊症との関与も指摘されています。

 

 

 

イタリアの研究チームによる実験で、ストレス指数の高い男性は、低い男性より、精子の数や濃度が退化していたとの研究結果もあります。それほど、男性の生活習慣はストレスと密接な関係があります。

運動不足

現代人に多いデスクワークは、長時間の座った姿勢により陰嚢が締め付けられると言われています。その結果、温度が高くなり、精子の濃度に影響があるとも考えられています。また、運動不足は酸化ストレスを増やし、活性酸素によって精子に異常が生じるとも指摘されています。

 

 

 

ハーバート大学の研究チームが明らかにした調査結果によると、運動を週に15時間行う人と、週5時間行う人とでは、精子数に73%の開きが出たとのことです。

食生活

食生活においても、「酸化ストレス」がキーワードになってきます。

 

 

 

野菜や果物を多く摂る男性より、肉や乳製品を多く摂る男性の方が、精子の質の低下が目立つこともわかってきています。活性酸素は、精子を作る働きや受精する力を阻害すると言われています。野菜や果物に含まれる抗酸化物質が、活性酸素の働きを抑え、精子の質を向上する手助けをしてくれます。

 

 

 

また、環境ホルモンの項目でもご紹介したホルモン撹乱物質は、脂肪に溶けやすい性質を持つため、食品添加物だけでなく、肉や乳製品にも多く含まれていると言われています。

既往歴

生活習慣などに特に問題がない場合、病院で既往歴について聞かれるケースもあります。

 

 

 

肺炎やおたふく風邪などによって高熱が出ると、精子をつくる働きに影響が出ることがあります。精子はもともと熱に弱い性質を持つため、体から離れた場所にあるとも言われています。必ずというわけではないですが、高熱が無精子症(精液内に精子が全くいないこと)を引き起こすこともあるので注意が必要です。また、慢性的な呼吸器の疾患、糖尿病、性感染症などが精子の減少と関係することもあります。

無精子症・精子減少症

男性の精液1mlの中には、平均5千万?1億個の精子が存在すると言われています。この精子の数が2千万個以下になると、精子減少症と診断されます。また、精液中に全く精子が見当たらない状態を無精子症と言い、近年増加傾向にあり、100人に1人の割合で発症するとも言われています。

 

 

 

精子減少症や無精子症の原因の一つに、精路の閉塞があります。精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)などにより、睾丸の上にある静脈が肥大すると、精子の通り道がうっ血し、温度の上昇を引き起こすことにより、精子を作る働きが弱ってしまうと言われています。

 

 

 

また、クラインフェルター症候群と言われる、先天的な染色体の病気によっても、造精機能の低下を招くことがあります。

精子を増やすには?

精子は、一時的に発症した病気によっても大きな影響を受けるため、男性の生殖機能はとてもデリケートであることがわかります。

 

 

 

日頃の生活習慣が原因となっているケースもあるので、不摂生の続いている人は、これからご紹介する改善法をぜひ生活に取り入れてみてくださいね。

温度

精子をつくる酵素は、34℃で最も働くと言われています。睾丸の温度の上昇は造精機能に悪影響を及ぼす可能性があるため、熱い湯船に長時間浸かったり、サウナに長く入りすぎるのもNGです。スイスの研究で、41℃の湯船に45分浸かる入浴法を毎日継続したところ、半年間不妊状態になったということがわかっています。

 

 

 

トランクスなどの通気性の良い下着で、冬も厚着しすぎないのがオススメです。

ダイエット

近年の様々な研究で、肥満の男性は、標準体型の男性よりも精子の数が減少することが明らかになっています。また、卵子と受精するときに起こる「先体反応」が、肥満の男性の場合、タイミングがずれてしまい、うまく受精できない精子の割合が高かったという研究結果もあります。

 

 

 

肥満により、精巣が熱を持ちやすくなることも指摘されているので、健康のためにもバランスの良い食生活が重要と言えるでしょう。

禁煙

タバコの有害物質は、体のあらゆる臓器に酸化ストレスを与えると言われており、精子にも悪影響を及ぼします。

 

 

 

精子は毎日新しく作られていますが、射精する精子は、実は3か月前に体内で作られていることが明らかになっています。タバコの有害物質は精子にダメージを与え、将来生まれてくる子どもの発がんリスクを高めたり、胎児の器官形成に影響を及ぼすとも言われています。妊娠を望んでいる場合、少なくとも3か月前から禁煙をしておくのが望ましいとされています。

適度な運動

運動習慣のある男性は、そうでない男性より、正常な形態の精子数が多いことが立証されています。ただ、アスリート並みの激しい運動は逆効果になります。オススメはウォーキングやジョギングなどの有酸素運動で、週150分程度のウォーキングや筋トレが推奨されています。

 

 

 

適度な運動習慣は、男性ホルモンの分泌も促し、体内のホルモン環境も良好にすると言われています。

亜鉛の摂取

亜鉛の摂取量が減少すると、精子数が減少するだけでなく、テストステロン(男性ホルモン)量も低下し、性欲の減退が起きるという研究結果があります。

 

 

 

亜鉛が含まれる食材で、特に含有量が多いのは牡蠣です。他にも豚肉(特にレバー)や牛肉カニ卵黄などの食品に多く含まれます。

ムチンの摂取

ムチンは、タンパク質と糖質が結合してできた物質です。納豆オクラ山芋レンコンなどのネバネバした食材に多く含まれており、精子を増やす食材として知られています。

 

 

 

特に山芋は、体内でテストステロン(男性ホルモン)に変換される物質が含まれているため、非常に効果が期待できる食材と言われています。

アルギニンの摂取

アルギニンは天然のアミノ酸の一種で、精力剤にも使用される栄養素です。アルギニンは精液の主成分であり、疲労回復や免疫力アップにも効果的であると言われています。精子の生成には成長ホルモンが必要不可欠ですが、このアルギニンは、成長ホルモンを活性化させる働きがあります。

 

 

 

アルギニンは、大豆たんぱく(穀物100%の植物性のミート)や高野豆腐などの大豆類をはじめ、かつお節しらす干しエビなどの魚介類にも多く含まれています。

まとめ

 

今回は、精子が減る原因と改善法についてご紹介しました。当てはまるものはありましたか?

 

 

 

今すぐできる対策もありましたが、忙しい現代人にとって、生活習慣を完璧に改善するのは難しいでしょう。ストレスにならない程度に、サプリメントなどで補いながら対策するのもオススメです。

 

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